2022年8月19~20日は環境省の取り組みとして環境再生と復興の「いま」を体験するツアーに参加しました。
新産業・新技術ツアーと題して中間貯蔵施設や環境再生事業エリアなどに伺い、福島の現状を見てきました。
ツアー概要URL
http://shiteihaiki.env.go.jp/fukushimamirai/sonosaki/sonosakitours/

1日目となる19日の最初は除染に伴い発生した土などや廃棄物を福島県外での最終処分までの間、安全に集中的に貯蔵する施設である中間貯蔵施設に赴きました。
東京ドームおよそ340個分の広大な敷地において埋め立てられた土壌を目の当たりにし、その被害の大きさを実感しました。


次に2020年9月20日に開館した、福島県双葉町の博物館・情報発信施設である東日本大震災・原子力災害伝承館に伺いました。
東日本大震災の地震・津波・原子力事故発生当時の映像や復興の様子の資料を見て、当時の様子を思い返し涙がにじみました。


1日目の最後はlinkる大熊にて参加者・関係者が100名近く集った座談会で、福島の伝えたいことについて活発に議論が行われました。
私も科学コミュニケーションに携わる者として、福島の現状について伝えるべきこと伝えたいことについて深く考えさせられました。
次世代ツアーの2日目はまず特定廃棄物埋立情報館であるリプルンふくしまに行きました。リプルンふくしまは放射性物質に汚染されたごみの埋立処分についてわかりやすく学べる体験型情報館で、放射線の検量計を用いての測定やこの施設で生まれたメダカが展示されていたりしました。


次にバイオマスレジン福島の事業についてご紹介を受けました。
この企業は「農業と環境のリ・デザイン」を掲げており、お米からバイオマスプラスチックの製造を行い、社会課題の解決を目指しています。
今回は実際の田んぼの見学を行い、その可能性が実っていく様を目撃しました。

最後に飯館村長泥地区環境再生事業エリアへ伺いました。
飯舘村長泥地区は農の再生のため、再生資材で盛土した上で覆土することで、農用地等の利用促進を図る環境再生事業を実施しています。
そこで実際に除去土壌を分別作業し、再生資材として農用地へ利用されている様子を見学しました。


今回の福島の次世代ツアーを通して、あまり詳しくなかった福島県の実情を目の当たりにし、自身の発信で何を伝えるべきか考えさせられました。
この度はこのような機会を与えて下さった環境省や株式会社KAIKETSU様、福島県の関係者の方々に感謝の言葉をお送り致します。
高遠頼



